ゼカリヤ書 12:1〜14
家庭礼拝暦 (2018年5月20日)
ゼカリヤ書 12章 1~14節
独り子を失ったように嘆き、初子の死を悲しむように悲しむ。(10節)
イスラエルに対する主の言葉が、託宣として告げられます。
「その日」と言って、救いの御業の完成のためになされることがつげられます。神が、ご自身の民のために戦われます。主が盾となってくださり、救ってくださいます。民が救われたこと自体、神を証しします。「ダビデの家は・・主の御使いのようになる。」
神が裁きをなさるとき、ご自身の民には憐れみと祈りの霊が注がれます。いよいよ神に依り頼み、神ご自身のもとに踏みとどまるためです。そして裁かれる者たちは「独り子を失ったように嘆き、初子の死を悲し」みます。まるで出エジプトを思い起こし、キリストの十字架を指し示すような出来事です。裁きの嘆き悲しみは、執り成しを受けて、神に赦していただき、癒やしていただかなければなりません。罪から救ってくださるのは、神ご自身であり、その神を証しするのが、神の民なのです。
ハレルヤ