聖書の言葉を聴きながら

一緒に聖書を読んでみませんか

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ヨハネによる福音書 5:41〜47

2020年8月30日(日) 主日礼拝 聖書:ヨハネによる福音書 5:41〜47(新共同訳) イエスは、自分に敵対し、殺そうと狙っているユダヤ人たちに向かって語ります。41節「わたしは、人からの誉れは受けない。」 これは、罪人におもねることをしない、という意味…

詩編 138:4〜8

2020年8月26日(水) 祈り会聖書:詩編 138:4〜8(新共同訳) 新バビロニアが南ユダを滅ぼして、詩人を始め多くの人たちがバビロニアの首都バビロンに連れて行かれました。 第1回の捕囚からなら60年、第2回からなら50年の月日が流れました。人生の大半が…

ローマの信徒への手紙 11:33〜36

2020年8月23日(日)主日礼拝 聖 書 ローマの信徒への手紙 11:33~36(新共同訳) 人は時間をかけて成長していきます。信仰も同じです。パウロは、復活のキリストが出会ってくださるという劇的な体験をして回心しました。けれど、これで神の御心のすべてが…

詩編 138:1〜3、おまけ付き

2020年8月19日(水) 祈り会聖書:詩編 138:1〜3(新共同訳) 〈 説教 〉 おそらく詩人は、今バビロンにいます。バビロン捕囚でエルサレムから連れてこられました。捕囚の民は今、浮き立っています。南ユダを滅ぼし、自分たちをバビロンに連れて来た新バビ…

ヨハネによる福音書 5:37〜40

2020年8月16日(日) 主日礼拝 聖書:ヨハネによる福音書 5:37〜40(新共同訳) ヘブライ語の「言葉」という単語には「出来事」という意味があります。これは「神の言葉は出来事となる」ことからきています。創世記1章の天地創造の記事を見ると分かります…

詩編 137:1〜9

2020年8月12日(水) 祈り会聖書:詩編 137:1〜9(新共同訳) 詩人はバビロンの流れのほとりに座り、涙を流します。 彼は、バビロン捕囚によりエルサレムからバビロンに連れてこられました。 彼の故国 南ユダは、新バビロニアによって滅ぼされました。その…

ローマの信徒への手紙 11:23〜32

2020年8月9日(日)主日礼拝 聖書:ローマの信徒への手紙 11:23~32(新共同訳) 25節「兄弟たち・・次のような秘められた計画をぜひ知ってもらいたい。」 イスラエルの救いを心から願うパウロは(10:1)、イスラエルが、待ち続けた救い主、イエス キリスト…

詩編 136:1〜26

2020年8月5日(水) 祈り会聖書:詩編 136:1〜26(新共同訳) 136篇は、135篇と同じく礼拝するために集った民を讃美へと導きます。内容も135篇とほぼ同じです。会衆は繰り返される「慈しみはとこしえに」を応答する形で讃美されていったのでしょう。 1~3節 …

ヨハネによる福音書 5:31〜36

2020年8月2日(日) 主日礼拝 聖書:ヨハネによる福音書 5:31〜36(新共同訳) イエスは今、自分の命を狙うユダヤ人たちに語ります。 31節「もし、わたしが自分自身について証しをするなら、その証しは真実ではない。」 「裁き」のところでも話しましたが、…

戦争で死ぬための日々と、平和のために生きる日々

渡辺信夫『戦争で死ぬための日々と、平和のために生きる日々』(2011年、いのちのことば社)読了。 渡辺信夫牧師は、今年(2020年)3月27日、96歳で亡くなられた。わたしは神学校で(日本キリスト教会神学校)教理史などの授業を受けた。在学中、イリアンジ…