聖書通読のために 86
マタイによる福音書 10章 16~20節(聖書協会共同訳)
「蛇のように賢く、鳩のように無垢でありなさい」。一体どうしたらそのようになれるのだろうか。
さらに「何をどう言おうかと心配してはならない。言うべきことは、その時に示される」「語るのはあなたがたではなく、あなたがたの中で語ってくださる父の霊だからである」と言われる。
神の民は、罪の世に生きていることを知っていなければならない。イエスが罪を引き受けられたように、神から負うことを求められる罪があるであろう。けれどその中にあって、神に導かれ、神を証しする務めを与えられ、神に用いられることを信仰によって知らねばならない。
喜びあれ(マタイ 28:9 岩波版)
聖句による黙想 44
創世記 32章 27節(聖書協会共同訳)
ヤコブは、「いいえ、祝福してくださるまでは放しません」と言った。
人は何を求めて生きたらよいのだろうか。ほしいものは、次々と出てくる。命を支える水、糧、愛・・。命の源である創り主なる神は、創造の始めから祝福を与えられた。わたしたちが守る礼拝も、祝福で送り出される。人は、根源的に神の祝福を必要としているのであろう。
ハレルヤ