聖書の言葉を聴きながら

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聖句で辿る聖書 111

レビ記 20章 13節(聖書協会共同訳)


 人が女と寝るように男と寝るなら、両者ともその忌むべき行いのゆえに、必ず死ななければならない。血の責任は彼らにある。


 18:22にも同じように書かれている。聖書が言っているのは男性同士の性的関係だが、同性愛、同性婚に広げて論じられる。
 近年、性的少数者の人権に対する理解の深まりと共に、異教的習慣を除去するためであり、同性愛を禁じている戒めではないと理解されるようにもなってきた。性的行為が神に献げられるものとされ、神殿男娼の存在が知られている。
 このような戒めのため、教会は長い間、同性愛を認めなかった。今でも認めない教派、キリスト者もある。
 わたしは「こうです」と断言できるほど確信は持っていない。同性同士の結婚の相談を受けたこともあるが、祈りつつその出来事と向かい合っていくしかできない。それは男女の結婚の場合も同じであると思う。


ハレルヤ