聖書の言葉を聴きながら

一緒に聖書を読んでみませんか

聖句で辿る聖書 104

レビ記
19章 1~4節(聖書協会共同訳)


主はモーセに告げられた。
イスラエル人の全会衆に告げなさい。
聖なる者となりなさい。
  あなたがたの神、主である私が聖なる者だからである。
おのおのその母と父を恐れなさい。
私の安息日を守りなさい。
  私は主、あなたがたの神である。
偶像のもとに赴いてはならない。あなたがたのために神々の像を鋳造してはならない。
  私は主、あなたがたの神である。

 聖書で「聖」とは、神のために取り分けられたという意味である。
 そして神の民に「聖なる者となりなさい」と命じられる。「あなたは神のものだから、神と共に歩みなさい」ということである。神ご自身「聖なる者」世とは区別された方であることが告げられる。
 戒め(倫理)のいっさいの基準が、聖なる神と共に歩む(生きる)ことである。聖書の語る救いとは、まさしく神と共に生きることであり、すべての戒め・勧めがそれに基づき、それを指し示している。言葉を変えて「主に従う」と言われ、「神の愛に生きる」と言われる。


ハレルヤ