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聖句で辿る聖書 94

レビ記
2章 9節(聖書協会共同訳)

 

祭司はその穀物の供え物から記念の分を取って、祭壇で焼いて煙にする。これは主への火による献げ物、宥めの香りである。


 極貧者にはこれが贖罪の献げ物として認められた(レビ 5:11~13)。それはいかなる貧しい者のためにも、神に近づく道の開かれていることをしめしている。焼き尽くす献げ物をもって献身を表し、穀物の献げ物は行為の聖別を象徴した。(『新共同訳聖書 聖書辞典』新教出版社)口語訳では「素祭」新共同訳では「穀物の献げ物」である。「火による献げ物」は口語訳では「火祭」となっている。


ハレルヤ