聖書の言葉を聴きながら

一緒に聖書を読んでみませんか

ゼカリヤ書 4:1〜14

家庭礼拝暦 (2018年5月9日)

ゼカリヤ書 4章1~14節


ただわが霊によって、と万軍の主は言われる。(6節)

 ゼカリヤに示された第五の幻です。ゼカリヤは御使いに問われ、自分が見た幻を語ります。しかしゼカリヤには、幻の意味が分かりません。ここで御使いは、ゼルバベルに向けられた主の言葉を語り出します。ゼルバベルは、神殿再建工事の監督を務めていました。ゼルバベルは、主の霊によって再建工事をなしていきます。枯れた骨に命をもたらす神の霊(エゼキエル 37章)によらずしては神殿再建、神の民の新たな出発はならないのです。
 ゼカリヤの見た燭台は世の光(マタイ 5:14)としての神の民なのです。その燭台に油を注ぐのが、二本のオリーブの木が示している油注がれて神の務めに立てられた大祭司ヨシュアであり、ゼルバベルなのです。民が神の御前に出るために仕える祭司と、世の具体的仕事を神の霊によって進める者とが共に働いて、神の民は光を照らす務めを担っていくことができるのです。


ハレルヤ