神学入門 17
神学 教会学01
教会学とは?
聖書学、組織神学に続いて、教会学について記す。(参照:神学入門03 神学 総論03 神学の諸分野 私見)
教会学では、主に教会史と教会法を学ぶ。
教会学では、教会とは何か、どのような存在か、どのように教会形成をしていくのか、について学ぶ。それを、教会の歴史と、今現在の教会の営みを支えるものとしての教会法から学んでいく。
なぜ教会史を学ぶのか
教会史を学ぶのは、聖書自体が歴史的記述をしているからである。
神ご自身が救いの歴史(救済史)を通してご自分を啓示しておられる。神の導きへと思いを向けるのに、教会史の学びは重要である。
イスラエル同様、教会も様々な間違い、罪を犯してきた。今現在も教会は完全ではない。教会自体も悔い改めの信仰に生きるには、聖書に照らしながら教会の歩みを見ていかなければならない。
おそらく、改革派教会でなくても、「御言葉によって改革され続ける教会」であることは、必要なことであろうと思う。
主は生きておられる(エレミヤ 4:2 新共同訳)