聖書通読のために 84
マタイによる福音書 10章 5~8節(聖書協会共同訳)
イエスは十二弟子を遣わされる。派遣される者にイエスは指示を出す。遣わされた者は、主の指示(委託)に従う。主の御心をなすのである。
一人ひとり主の弟子(キリスト者)は、主の御心を祈り求め、聖霊の導きを求めつつ仕える。
このとき託されたのは、イスラエルの民に「天の国は近づいた」と伝えること、病人を癒やし、死者を生き返らせ、病の清めを行い、悪霊を追い出すことである。
福音宣教を核として、広く神の国の到来を示すことが託された。教会の働きよりも広い務めである。一人ひとりが信仰をもって神の召しを尋ね求め、仕えていく。
福音と祈りは、神からただで受けたものだから、ただで与える。
喜びあれ(マタイ 28:9 岩波版)