聖書の言葉を聴きながら

一緒に聖書を読んでみませんか

ゼカリヤ書 14:1〜21

家庭礼拝暦 (2018年5月22日)

ゼカリヤ書 14章1~21節


主なる王を礼拝し、仮庵祭を祝う。(16節)

 12章から「その日」という言葉で、終末を語ります。しかし、告げられても分からないことがあります。なぜ神は「戦いを挑ませる」のでしょうか。それなのになぜ「戦いの日・・主は進み出て・・戦われる」のでしょうか。わたしたちは告げられても神の御心を知り尽くすことはできません。それでも、主は備えのために啓示してくださいました。
 「その日には、主は唯一の主となられ」ます。民は「万軍の主なる王を礼拝し、仮庵祭を祝」います。仮庵祭は、出エジプトの後の荒れ野の旅と天幕生活を記念する祭りです。わたしたちも、「その日」の到来、神の国の到来を待ちつつ旅する神の民です。キリストの再臨を待ち望みつつ、降誕節を祝います。死の門をくぐり神の国に入ることを仰ぎ見つつ復活節を祝います。ゼカリヤに与えられた預言は、神の国を目指して生きる神の民に与えられた幻です。


ハレルヤ