聖書の言葉を聴きながら

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ゼカリヤ書 5:5〜11

家庭礼拝暦 (2018年5月11日)

ゼカリヤ書 5章5~11節


エファ升の中に投げ返し、エファ升の口に鉛の重しを置いた。(8節)

 ゼカリヤに示された第七の幻です。今回はエファ升が登場します。1エファは23リットルです。その升の中には、邪悪を表す一人の女が閉じ込められています。こうのとりのような翼を持つ二人の女が、この升をシンアルの地の神殿に置くため運んでいきます。シンアルの地は、かつてバベルの塔が築かれたところです(創世記11章)。神に並び立とうして裁かれたところに、邪悪を祭った神殿が作られようとしています。神と並び立ち、神から自由になろうとする罪があるのです。
 邪悪を「エファ升の中に投げ返し、エファ升の口に鉛の重しを置いた」のは、御使いです。神の助けなしにこの邪悪、罪を制することはできません。この罪は全地を見て、伺っています(6節)。神の民は、神の名を呼び、神の助けを祈り求めながら歩んで行く必要があるのです。


ハレルヤ