聖書の言葉を聴きながら

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聖書通読

聖書通読のために 56

マタイによる福音書 6:22~23(新共同訳) 「体のともし火は目である」とイエスは言われる。 ともし火は、自分の歩く道を照らす光。目は光を感知して、自分のいる世界を知る器官。目が澄んでいれば、自分の歩いている道がよく見える。神の言葉に従い、神と共…

聖書通読のために 55

マタイによる福音書 6:19~21(新共同訳) 心が何を意識しているか。この意識によって行動が導かれ、ときに心が囚われてしまう。 イエスは「天(神の御前)に富を積むようにせよ」と教えられた。「富のある所にあなたの心もある」からだと言われる。 人は他…

聖書通読のために 54

マタイによる福音書 6:16~18(新共同訳) 人は、自分を理解してほしいし、自分を認めてもらいたい。信仰の場合も同じである。信仰熱心であっても、そうでなくても同じである。自分の信仰を理解してもらいたいし、認めてもらいたい。 この箇所では、信仰によ…

聖書通読のために 53

マタイによる福音書 6:14, 15(新共同訳) 人は神にかたどられて造られた(創世記 1:26, 27)。神は人にご自分に倣うことを求められる。神は赦すお方である。神は人間の罪に対して、悔い改め赦される道を示された。旧約の祭儀はそれを指し示している。自分…

聖書通読のために 52

マタイによる福音書 6:13(新共同訳) 主の祈りその8。 「わたしたちを誘惑に遭わせず、/悪い者から救ってください。」 「誘惑」と訳されたのは言葉「ペイラスモス」は、「試練」とも訳されている。 イエスは救い主として活動を始められたとき、荒れ野で…

聖書通読のために 51

マタイによる福音書 6:12(新共同訳) 主の祈りその7。 「わたしたちの負い目を赦してください、/わたしたちも自分に負い目のある人を/赦しましたように。」 わたしはこの祈りが苦手である。赦すことのできない自分がいるからだ。あるとき気がついた。主…

聖書通読のために 50

マタイによる福音書 6:11(新共同訳) 主の祈りその6。 「わたしたちに必要な糧を今日与えてください。」 この祈りを祈るとき、わたしたちが何もしなくても、神が必要な食事をすべて用意してくださることを期待しているわけではない。 わたしたちはこの祈…

聖書通読のために 49

マタイによる福音書 6:10(新共同訳) 主の祈りその5。 「御国が来ますように。 御心が行われますように、 天におけるように地の上にも。」 原語で「国」という言葉は「治める、支配する」という意味の言葉から派生したもの。だから「神の国」は「神に従い…

聖書通読のために 48

マタイによる福音書 6:9(新共同訳) 主の祈りその4。 「御名が崇められますように」 直訳は「あなたの名が聖なるものとされますように」 「名」は、名前が示すもの自体を表す。つまり、ここは神ご自身のこと。 「崇める」は、「この上ないものとして敬う…

聖書通読のために 47

聖書通読 マタイによる福音書 6:9(新共同訳) 主の祈りその3。 「天におられるわたしたちの父よ」 神は天におられる。天とは、頭の上に広がる空のことではなく、この世界を超えた神のおられるところを指す。 イスラエル王国第3代の王ソロモンは、こう祈…

聖書通読のために 46

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 6:9(新共同訳) 主の祈りその2。 「天におられるわたしたちの父よ」 イエスは、神を父と呼ぶように示された。神とわたしたちとの関係は、父と子である。親子の関係は命の…

聖書通読のために 45

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 6:9(新共同訳) 主の祈りその1。 イエスは祈りを教えてくださった。このおかげで「わたしは御心にかなう祈りを献げているだろうか」という不安から解放され、安心して祈る…

聖書通読のために 44

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 6:5〜8(新共同訳) 祈りは、神との交わりである。神と向かい合うために与えられた恵みである。 どのように祈るかは、先輩の祈りを聞いて学んでいく。礼拝や祈り会(祈祷会…

聖書通読のために 43

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 6:1〜4(新共同訳) 自分のことを知っていてほしい、理解してほしい、評価してほしいという思いは、かなり根源的な思いだと思う。 神はわたしを知っておられ、理解しておら…

聖書通読のために 42

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:48(新共同訳) 「あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい」 この言葉を聞いて、完全な者を目指そうとすると大抵律法主義に陥る。…

聖書通読のために 41

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:43〜47(新共同訳) 「愛するとは、どういうことか」ということについて考えるきっかけとなった箇所。 聖書における愛とは「共に生きようとする意思」だと考えるに至った…

聖書通読のために 40

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:38〜42(新共同訳) 38節の「目には目を、歯には歯を」は出エジプト 21:23に出てくる。この戒めには、為したことの責任を取ることと、報いが「目には目と歯を」のように…

聖書通読のために 39

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:33〜37(新共同訳) イエスは一切誓うなと言われる。誓いが意味のないものとなっていたからであろう。主に対して誓ったのでなければ、例えば天や地、エルサレムや自分の頭…

聖書通読のために 38

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:31, 32(新共同訳) 離縁(離婚)について。 イエスは、不法な結婚以外、離縁を許可していない。 不法とは、法に反していること。法とは、神の戒め、律法のこと。一方が、…

聖書通読のために 37

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:27〜30(新共同訳) 命自体を守るために、体の一部を切り捨てるというのは、現代の医学でも行われる。 心が罪を犯しているとき、体をいくら捨てても罪は消えない。律法主…

聖書通読のために 36

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:21〜26(新共同訳) 神は心を知るお方。 わたしたちに和解を勧め、和解を願っていてくださる。 和解は関係の再構築。神の許から再スタートが始まる。 喜びあれ(マタイ 28…

聖書通読のために 35

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:17〜20(新共同訳) 昔、ある教会の長老にこう言う人がいた。「キリストによって旧約は成就されたのだから、今さら旧約の話をされるといらいらする」 そのときにわたしが…

聖書通読のために 34

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:13〜16(新共同訳) 「あなたがたは地の塩である」 塩は変化しないものの象徴。不変であり、普遍を表す。キリスト者が地の塩であるのは、不変であり普遍である神を証しし…

聖書通読のために 33

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:10〜12(新共同訳) 山上の説教(山上の垂訓)の8番目。 「義のために迫害される人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。わたしのためにののしられ、迫害…

聖書通読のために 32

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:9(新共同訳) 山上の説教(山上の垂訓)の7番目。 「平和を実現する人々は、幸いである、/その人たちは神の子と呼ばれる」。 聖書が告げる平和は、争いがないことでは…

聖書通読のために 31

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:8(新共同訳) 山上の説教(山上の垂訓)の6番目。 「心の清い人々は、幸いである、/その人たちは神を見る」。 キリスト者として、心の清い人にあこがれる。神を見るこ…

聖書通読のために 30

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:7(新共同訳) 山上の説教(山上の垂訓)の5番目。 「憐れみ深い人々は、幸いである、その人たちは憐れみを受ける」。 「その人たちは憐れみを受ける」。誰から憐れみを…

聖書通読のために 29

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:6(新共同訳) 山上の説教(山上の垂訓)の4番目。 「義に飢え渇く人々は、幸いである、/その人たちは満たされる」。 聖書に出てくる「義」とは、「正しい関係」を表す…

聖書通読のために 28

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:5(新共同訳) 山上の説教(山上の垂訓)の3番目。 「柔和な人々は、幸いである、/その人たちは地を受け継ぐ」。 柔和を国語辞典で調べると、「やさしくおだやかなこと…

聖書通読のために 27

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:4(新共同訳) 山上の説教(山上の垂訓)の2番目。 「悲しむ人々は、幸いである、その人たちは慰められる」。 悲しみたいと願うことはない。しかし、悲しみを経験しない…

聖書通読のために 26

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 5:1-3(新共同訳) イエスの許に連れてこられた多くの病人が癒やされ、それを聞いた大勢の人たちがイエスの許にやって来た。 「イエスはこの群衆を見て、山に登られた」。そ…

聖書通読のために 25

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 4:23-25(新共同訳) 「イエスはガリラヤ中を回って、諸会堂で教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた」。 イエスのガリラヤでの活…

聖書通読のために 24

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 4:18-22(新共同訳) イエスは、ガリラヤ湖のほとりを歩いておられた。 そこでイエスは4人の弟子を召された。 ペトロとアンデレの兄弟は、湖で漁をしている最中に「わたしに…

聖書通読のために 23

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 4:12-17(新共同訳) 「イエスは、ヨハネが捕らえられたと聞き、ガリラヤに退かれた」。 これをマタイは「預言者イザヤを通して言われていたことが実現するため」だと言う。…

聖書通読のために 22

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 4:11(新共同訳) 悪魔の誘惑を斥けたとき、天使たちが来てイエスに仕えた。 天使がどのように仕えたのかについて、マタイによる福音書は何も語らない。復活の場面で、空の…

聖書通読のために 21

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 4:8-10(新共同訳) 荒れ野の誘惑の第3。 「悪魔はイエスを非常に高い山に連れて行き、世のすべての国々とその繁栄ぶりを見せて」 教会の日曜学校に来ていた小学生が「嘘だ…

聖書通読のために 20

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 4:5-7(新共同訳) 荒れ野の誘惑の第2。 イエスが第1の誘惑を御言葉をもって斥けたので、悪魔も御言葉を使って問いかける。イエスを神殿の屋根に立たせて「「神の子なら、…

聖書通読のために 19

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 4:3, 4(新共同訳) 荒れ野の誘惑の第1。 空腹になったイエスに、誘惑する者が言う。「これらの石がパンになるように命じたらどうだ」。 さすがは誘惑する者。とても上手な…

聖書通読のために 18

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 4:1, 2(新共同訳) 悪魔から誘惑を受けるために、霊がイエスを荒れ野に導く。 新約はギリシャ語で書かれている。「ペイラゾー」という動詞は「試してみる、試験する、誘惑…

聖書通読のために 17

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 3:13-15(新共同訳) 洗礼を受けるため、イエスがヨハネの許に来る。 ヨハネは戸惑う。「わたしこそ、あなたから洗礼を受けるべきなのに」。 イエスは答える。「今は、止め…

聖書通読のために 16

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 3:11, 12(新共同訳) ヨハネは水で洗礼を授けていました。 洗礼は、水で汚れを洗い流すように、罪を洗い清めて頂くことを覚えるためのものです。 洗礼は「して頂く」もので…

聖書通読のために 15

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 3:7-10(新共同訳) ファリサイ派は、ユダヤ教の一派で、神の戒め(律法)を厳格に守ろうとしたグループ。自分たちこそ神に従う真のイスラエルである、と自負していた。 サ…

聖書通読のために 14

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 3:1-6(新共同訳) 洗礼者ヨハネの登場。 「悔い改めよ」と彼は言う。 「悔い改める」とは、神に立ち帰ること。そして、神と共に歩むこと。 ヨハネのもとに来た人々は、神に…

聖書通読のために 13

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 2:19-23(新共同訳) 三度、天使がヨセフの夢に現れる。 そしてヨセフは、幼子と妻を連れてイスラエルに帰る。 ヘロデの後を継いだアルケラオの話を聞き、心配していると、…

聖書通読のために 12

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 2:16-18(新共同訳) ヘロデは自分の地位を脅かす「王として生まれた」幼子を殺すため、「学者たちに確かめておいた時期に基づいて、ベツレヘムとその周辺一帯にいた二歳以…

聖書通読のために 11

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 2:13-15(新共同訳) 再び主の天使がヨセフの夢に現れる。 御告げにより、ヨセフは、マリアとイエスを連れてエジプトへ逃げる。そして、幼子の命を狙うヘロデが亡くなるまで…

聖書通読のために 10

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 2:9-12(新共同訳) 「東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった」 これがどういう現象だったのか、推察がなされている。しかし、今まで読んだもの…

聖書通読のために 09

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 2:3-8(新共同訳) 罪の本性は、神から自由になろうとするところ、自分が神のようになろうとすること。 罪の世で権力を持つ者は、神の到来を恐れる。自分の地位を脅かすから…

聖書通読のために 08

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 2:1-2(新共同訳) イエスはベツレヘムでお生まれになった。 そのイエスを拝みに、東方の占星術の学者たちがやって来た。 この出来事は、マタイによる福音書だけに書かれて…

聖書通読のために 07

思い巡らす meditation meditado 神の思いに心を向けるために マタイによる福音書 1:22-25(新共同訳) 「このすべてのことが起こったのは、主が預言者を通して言われていたことが実現するためであった」と言われる。つまり、マリアが身ごもったのは、旧約…