聖書の言葉を聴きながら

一緒に聖書を読んでみませんか

レビ記

聖句で辿る聖書 107

レビ記19章 31節(聖書協会共同訳) 霊媒や口寄せのもとに赴いてはならない。伺いを立てて汚れてはならない。私は主、あなたがたの神である。 多くの雑誌、新聞に占いのコーナーがある。人は未来を知ることができない。自分がどんな未来に向かっているのかも…

聖句で辿る聖書 103

レビ記18章 3~5節(聖書協会共同訳) あなたがたは、住んでいたエジプトの地の風習に倣ってはならない。また私が連れて行くカナンの地の風習に倣ってはならない。その掟に従って歩んではならない。私の法を行い、私の掟を守り、それに従って歩みなさい。私は…

聖句で辿る聖書 102

レビ記17章 11節(聖書協会共同訳) 肉なるものの命、それは血にある。私はあなたがたの命の贖いをするために、祭壇でそれをあなたがたに与えた。血が命に代わって贖うのである。 確かこの箇所が、一般に「ものみの塔」と呼ばれる宗教団体の人たちが輸血を禁…

聖句で辿る聖書 101

レビ記15章 18節(聖書協会共同訳) 夫が妻と寝て交わるなら、二人は水で体を洗わなければならない。二人は、夕方まで汚れる。 ここから分かるように、聖書で言う「汚れ」は悪いことではない。汚れは、神の前に出られない状態を指している。聖書の汚れは、衛…

聖句で辿る聖書 100

レビ記13章 3節(聖書協会共同訳) 祭司がその皮膚の患部を調べて、その患部の毛が白く変わり、皮膚の下まで及んでいるなら、それは規定の病である。祭司はそれを確認したら、その人を汚れていると言い渡す。 聖書の「汚れ」は、神の前にできることができな…

聖句で辿る聖書 99

レビ記11章 8節(聖書協会共同訳) これらの肉を食べてはならない。死骸に触れてはならない。これらはあなたがたには汚れたものである。 小見出しには「食物の規定」とある。イスラエルには神の言葉によって食べるのを禁じられているものがあった。よく知ら…

聖句で辿る聖書 98

レビ記8章 10節(聖書協会共同訳) モーセは注ぎの油を取り、幕屋とそこにあるものすべてに油を塗って聖別した。 聖別するとは、神のものとして清め分かつこと。 以前、カトリック教会の献堂式に招かれ出席したことがある。式の中で、司祭が油で壁や卓に十字…

聖句で辿る聖書 97

レビ記5章 15節(聖書協会共同訳) 人が背信の罪を犯した場合、すなわち、主の聖なるものに対して過って違反したなら、主への償いのいけにえとして、羊の群れから査定額に見合う、聖所のシェケルで2シェケルの銀に相当する欠陥のない雄羊を引いて行かなけれ…

聖句で辿る聖書 96

レビ記4章 3節(聖書協会共同訳) もし油を注がれた祭司が違反して、民にもその罪責を及ぼすことになるなら、犯した過失のために、血管のない若い雄牛を清めのいけにえとして主に献げなければならない。 罪の贖いのために献げられる犠牲祭儀。種々の犠牲のう…

聖句で辿る聖書 95

レビ記3章 1節(聖書協会共同訳) もし献げ物が会食のいけにえで、その人が牛を献げるなら、雄であれ雌であれ、欠陥のないものを主の前に引いて行かなければならない。 神と人との和解、平和を得るために行った祭儀である。この献げ物には、1. 感謝の供え物…

聖句で辿る聖書 94

レビ記2章 9節(聖書協会共同訳) 祭司はその穀物の供え物から記念の分を取って、祭壇で焼いて煙にする。これは主への火による献げ物、宥めの香りである。 極貧者にはこれが贖罪の献げ物として認められた(レビ 5:11~13)。それはいかなる貧しい者のためにも…

聖句で辿る聖書 93

レビ記1章 9節(聖書協会共同訳) これは焼き尽くすいけにえである。すなわち、主への火による献げ物、宥めの香りである。 この祭儀は古くから行われたもので(創世記 8:20)、奉献者の神に対するまったき献身を表すものであった。(『新共同訳聖書 聖書辞典…